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お金とローン 不動産投資の教科書 #03

金利が1%上がったら、不動産投資の手出しは毎月いくら増えるのか

公開日
更新日
読む時間約2分
金利が1%上がったら、不動産投資の手出しは毎月いくら増えるのか

この記事の要点

  1. 2,000万円を35年で借りた場合、金利2%から3%に上がると、毎月の返済は約66,000円から約77,000円へ、約1万円増える。
  2. 35年間の返済総額では、約450万円の差になる。
  3. 面談では「金利が1%上がったら毎月の手出しはいくらか」を必ず数字で確認する。
目次
  1. 計算の前提
  2. 毎月の返済額はこう変わる
  3. 手出しで見ると、ほぼ倍になる
  4. 金利の上昇に備える方法

不動産投資のローンは、借りる金額が大きく期間も長いため、金利の小さな変化が返済額に大きく影響します。実際にいくら変わるのかを計算しました。

計算の前提

条件

内容

借入額

2,000万円(物件価格の全額)

返済期間

35年(420回)

返済方法

元利均等返済

比べる金利

年2.0% と 年3.0%

毎月の返済額はこう変わる

金利

毎月の返済額

年間の返済額

2.0%

66,253円

795,036円

3.0%

76,970円

923,640円

差

+10,717円

+128,604円

金利が1%上がるだけで、毎月の返済が約1万円増えます。35年間の総額では、約450万円の差になります。

手出しで見ると、ほぼ倍になる

連載1本目と同じ、家賃月8万円の物件で見てみます。経費を払った後に残るのは月54,333円でした。

金利

ローン返済前の残り

返済額

毎月の手出し

2.0%

54,333円

66,253円

−11,920円

3.0%

54,333円

76,970円

−22,637円

金利2%のときは毎月約1.2万円の持ち出しだったのが、3%になると約2.3万円に増えます。手出しがほぼ倍になる計算です。

金利の上昇に備える方法

  • 借入額を減らす(自己資金を多めに入れる)
  • 返済期間と金利のタイプ(変動・固定)を、複数のパターンで比べる
  • 毎月の手出しが増えても、家計で払い続けられる金額かを確かめておく

よくある質問

変動金利と固定金利、どちらがいいですか?

変動金利は今の返済額が低い代わりに、将来上がる可能性があります。固定金利は返済額が変わらない代わりに、最初の金利が高めです。どちらを選ぶ場合も、金利が上がったときの返済額を計算し、家計が耐えられるかを確認しておくことが大切です。

金利が上がったら、家賃も上げられますか?

家賃は周辺の相場と入居者との契約で決まるため、金利に合わせて自由に上げることはできません。金利の上昇は、基本的にオーナー側の負担になると考えておくのが安全です。

この記事を書いた人

不動産投資を「買う前に数字で確かめる」ための情報を発信しています。記事は公的機関の資料と実際の取引条件をもとに作成し、制度の変更があれば更新します。

記事の内容は 2026.10.16 時点の情報です。制度や金利は変わることがあるため、最終的な判断の前に最新の条件をご確認ください。