不動産投資の教科書 #02
この記事の要点
区分マンション投資は、マンション1棟のうち1部屋(1室)だけを買って、人に貸す投資です。アパート1棟を買う方法に比べて金額が小さく、会社員が最初に検討することの多い方法です。
登場するのは、あなた(オーナー)、入居者、管理会社、銀行の4者です。
価格2,000万円、家賃月8万円の物件を例にします。
項目 | 月額 |
|---|---|
家賃収入 | +80,000円 |
管理費・修繕積立金 | −15,000円 |
管理会社への委託料(家賃の5%) | −4,000円 |
固定資産税(年8万円を月割り) | −6,667円 |
ローン返済前の残り | 54,333円 |
ここからローンを返します。物件価格の全額を借りた場合、ローンの返済額がこの54,333円を上回り、毎月の持ち出し(手出し)になることが多いのが区分マンションの実情です。詳しくは連載の3本目で計算します。
区分マンションの収支は、「利回り」の見方を間違えると判断を誤ります。次の記事では、広告に載っている利回りと、実際に手元に残る利回りの差を計算します。
都市部の中古ワンルームで1,000万〜2,500万円前後が多い価格帯です。ローンを使う場合、自己資金は諸費用分(物件価格の数%程度)から相談できるケースがあります。
入居者の募集や家賃の回収、退去時の手続きは、管理会社に委託するのが一般的です。委託料は家賃の5%前後が目安です。